【OVER365の想い】【Over365を始めた理由❷】

【Over365を始めた理由❷】

診断された病名は
【膵胆管合流異常症】

解剖学的に膵管と胆管が十二指腸壁外で合流する奇形で、合流部に括約筋の作用が及ばないため、膵液と胆汁が相互に逆流し、胆管炎、胆石形成、閉塞性黄疸、急性膵炎、などの様々な病態を引き起こします。

4万人に1人の確率と言われました。
そこから
タバコをピタリとやめ、[吸いかけの箱をゴミ箱へ捨てました]
絶飲絶食のスタート。

鼻からドレーンを入れ胆汁を出す処置から始まりました。
年末ということもありオペの予約がいっぱいで運良くキャンセルが出たら最終日の29日に出来ますとなり13日から29日まで栄養源は点滴のみ。

オペの説明を受け改めてこの病気は簡単に治るものではないと自覚した。「執刀できるDr.が当病院には1人しかおりません。それだけ難しいオペで所要時間は8時間」と説明されました。
いよいよオペ当日になりました。
もちろん
前夜は緊張で一睡も出来なかった。

オペ室に運ばれかかっていた音楽はなんだったのか覚えてないけど活気のあるリズムだったとおもいます。

ベッドはあったかくて狭い…[このベッドにお相撲さんは絶対無理だよなぁ]←心のつぶやき

「では、横になってください。
脊髄麻酔しますね」
これはとても痛かったことと、とても緊張したこと覚えてます。

そして、麻酔を点滴からと吸引で入れられ10も数えないうちに…
目覚めた時はICUでした。

その時、体から出ていたドレーンは11本でした。
色々な機械音の鳴るICU、眠れず朝を迎え、翌日にはHCU室に移動さててもらいました。

切開した傷を恐る恐るみたら
なんと、
透明のガムテープ一枚のみ!
30センチ位切開した
傷がスケスケで見えてるのです。

もう、それには本当に驚きました、

そして、翌日から起こされ立ってトイレへ。

それはもう、痛くていたくて…
トイレを我慢したものです。
そして
病院でお正月を迎えました。

子供たちは当時、15.12.9歳
母が居たから入院生活を送ることも出来ました。

一緒に毎日病院の廊下を歩くリハビリにも付き合ってくれてました。

オペしたのに、激痛が夜中起こることもちょくちょくあり精神的に参っていった。
夜は眠れず、不眠症になってしまった。←これは本当に辛かった。

携帯やパソコンを見ることすら出来ない精神状態。
そのせいで
円形脱毛になってしまいました。

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